ガルバリウムは錆びたりしないの?|東京の屋根修理ならお任せください。

●
●

ガルバリウムは錆びたりしないの?

ガルバリウム鋼板は、最近住宅建材として人気が高まっている屋根材で、デザイン性などの高さなどから外壁材として使用する人が増えています。アルミニウム55%と亜鉛43.4%、シリコン1.6%を配合してつくられたメッキ鋼板で、アルミ亜鉛合金メッキ鋼板とも呼ばれています。
軽量で耐久性や熱反射性に優れているなどのさまざまなメリットを持ち、錆びに強くメンテナンスフリーの屋根材などと謳って使用を進めている業者も多いようです。
確かに、他の屋根材と比較すれば錆びにくい屋根材ではありますが、あくまでも錆びに強いだけで錆びないわけではありませんし、メンテナンスをしなくても良いということではありません。どんな屋根材でも、何もしないまま放置しておくと、確実に劣化が進みいつかは寿命がやってきます。

屋根職人からの回答

ガルバリウムの屋根や外壁のメンテナンスを怠ると、錆びを発生させてそこから劣化が進んだり、塗膜が劣化して屋根や外壁の美観を損ねたりしてしまいます。
メンテナンスを何もしないで長く放置しておくと、劣化が進み傷や劣化した部分から家の中に雨水が入り込み、家全体の耐久性を低下させてしまうことにもつながります。
屋根だと気づきにくいですが、表面に錆びやコケが発生していたり、触れると手に白い粉が付くチョーキング現象が出ていたり、外壁材などのつなぎ目などに使用されているシーリング材が剥がれていたりした場合は、専門業者に依頼してすぐにメンテナンスなどの対策をしてもらいましょう。

屋根修理 ガルバリウム 錆び

ガルバリウムの耐用年数は20〜30年と、同じく金属屋根のトタンに比べると10〜20年程度の違いがありますが、日本瓦と比較すれば半分かそれ以下程度の寿命しかないのです。
ガルバリウムの屋根や外壁が劣化する主な原因は錆びによるもので、長持ちさせるためには定期的にしっかりメンテナンスしなくてはいけません。
ガルバリウムは軽量であることが大きなメリットで、屋根材として使用することにより家の耐震性を高めることができます。しかし、軽量であるため傷が付きやすいデメリットもあるのです。
台風などの風が強い日は、飛来物によって傷が付いてしまうことがあります。外壁などは硬い物を間違えて接触させることにより簡単に細かい傷が付いてしまいます。たとえ小さな傷でもメッキが剥がれてガルバリウムが剥き出しになると、錆びが発生する原因になってしまいます。

屋根修理 もらい錆び

屋根や外壁に何も接触させないように注意をしても、他の金属材のサビがガルバリウムにうつる「もらい錆び」という現象が起きることもあります。例えば、錆びたゴミ箱や自転車などを外壁の近くに置いていると、直接触れなくても外壁に錆がうつってしまうのがこの現象です。家の近くに工場や線路などがある場合は、鉄粉が風で飛んできて屋根や外壁に付着して錆びが発生することもあり、これももらい錆びの一種です。
ガルバリウムに付いた小さな傷は、早急に塗装などによりメンテナンスすることで、錆びの発生を抑えることができます。また、鉄粉などによりもらい錆びを防ぐためには、定期的に水をかけることで自身でも対策することができるのです。

PageTop