屋根に藻が発生していますがメンテナンスは必要ですか?|東京の屋根修理ならお任せください。

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屋根に藻が発生していますがメンテナンスは必要ですか?

屋根が劣化して防水機能などが低下してくると、表面に藻が生えることがあります。これは外壁でも起きることで、藻の他にもコケやカビも生えやすくなります。
ここでは藻に特化して紹介しますが、藻を生えたままにしておくことは避けて、早めにメンテナンスしてあげましょう。
建物にとって藻は大敵です。外壁の場合は目に付きやすいですが、屋根という目に見えない場所では、気づかないうちに藻がどんどん増殖して屋根全体を覆ってしまうような状態になってしまうこともあります。
遠くから家の屋根を見てみて、表面が山吹色になっていたり緑がかっていたりするなら、すでに藻で覆われている可能性が高いです。そこまでではなくても、築年数が経った家の屋根には藻が発生している確率が高いので、下屋のあるお家であれば、ベランダなどから確認してみることをおすすめします。早めに対処すれば藻の繁殖を防ぐことができます。

屋根職人からの回答

屋根や外壁が古くなって劣化すれば、そこに藻やコケが生えるのは珍しいことはではありません。藻やコケの他にもカビも生えやすくなり、これらが発生したらできるだけ早めに対処することをおすすめします。
建物にとって藻や苔は大敵です。美観を損ねることはもちろんですが、そのまま放置しておくとどんどん範囲を広めて建物を劣化させるスピードを加速させてしまい、屋根や外壁の寿命を短くしてしまいます。
外壁などの手が届く場所であれば、基本的には中性洗剤を薄めたものをスポンジやブラシにつけて擦れば落とせますが、屋根の上などの高所に発生している場合は、自分で対処するのは危険なので、屋根工事業者などのプロに依頼して除去してもらいましょう。

屋根修理 藻

藻は屋根の美観を損なうだけではありません。屋根全体に藻が広がってしまうと、屋根の劣化を早めて寿命を短くしてしまうのです。
藻はジメジメした場所を好み、水分が原因で発生します。屋根には塗装がされているため、新しいうちは防水機能がしっかり働いているので藻は生えにくい環境にありますが、劣化してくると表面の塗膜が剥がれて水分を吸い込むようになり、藻が生えやすい環境へと変化していくのです。使用する塗料にもよりますが、屋根は築10年ほど経過すると防水機能が低下していきます。
雨が多いとか日当たりが悪いなどの立地環境によっても劣化の具合は異なりますが、15年もすれば大抵の屋根の防水機能は著しく低下します。藻を発生させないためには10〜15年おきに屋根の塗り替えを行いましょう。
屋根の塗装を定期的に行わないと、藻を発生させるだけでなく雨漏りも起こりやすくなり、屋根を通って家の中まで雨水が浸水すれば、家の構造体である木材を腐らせて家自体を弱くしてしまいます。

屋根修理 藻 危険

湿気は藻以外にもシロアリの大好物であり、シロアリが発生すれば家中の木材を食い荒らし、最悪家が崩壊してしまいます。
少量の藻であれば、中性洗剤を薄めて柔らかいブラシやスポンジにつけて擦れば容易に落とすことができます。しかし、藻が発生している場所が屋根であれば危険なので、決して自分で登って除去しようとはしないでください。
藻は濡れると非常に滑りやすくなり転落の危険性を高めます。そもそも藻が生えて屋根は防水機能がすでに低下している可能性が高いので、屋根工事業者などのプロに依頼して適切なメンテナンスをしてもらいましょう。

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