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ガルバリウムの屋根は雨音がうるさくないの?

ガルバリウム鋼板は近年利用者が急増している人気の屋根材で、アルミ55%+亜鉛43.4%+シリコン1.6%でのアルミ亜鉛合金めっき鋼板です。屋根材以外に外壁材にも使用されていて、現在街で見かける新しい家の金属製の外壁の家のほとんどにガルバリウム鋼板が採用されています。

屋根職人からの回答

ガルバリウムを屋根に使用した場合、確かに雨が降ったときに音がうるさいなどの悩みを抱えている方も少なくないようです。しかし、断熱材の使い方を工夫するなど対策をしっかり行えば、悩みを取り去ったり軽減させたりすることが可能です。
ガルバリウムの外壁に関しては、断熱材一体型のガルバリウム鋼板を使用すれば、雨音の騒音を大幅に軽減させることができます。断熱材一体型のガルバリウムの外壁材なら、80dBの騒音を28dBに低減させられると言われています。
完全に雨音をシャットアウトできるわけではありませんが、30dBはとても小さく聞こえる音で、目安としてささやき声と同じ程度です。

屋根修理 雨音

一昔前の金属の屋根や外壁と言えばトタンでしたが、耐用性などの問題から現在は一般住宅にトタンを選ぶことはなくなりました。トタン屋根の家で暮らしたことがある方の中には雨音がうるさいという印象をお持ちの方も多いと思います。トタンは薄くて軽いことから、雨が当たると音が響いて外の音を通しやすいという特徴があります。
同じ金属屋根のガルバリウム鋼板も、軽量で厚さは0.3〜0.5oと他の屋根材と比べてかなり薄いため、遮音性に関しては分厚い瓦屋根や屋根材として最も普及しているスレート屋根などと比較すると大きく劣ります。そのため、何も対策しないで屋根にガルバリウム鋼板を設置すると、高い確率で雨音に悩まされることになります。
ただし、この問題は断熱材をきちんと使用することで解決することができるのです。ガルバリウム鋼板の雨音対策には屋根断熱が効果的です。屋根のすぐ裏に断熱材を吹き付けることにより、家の中にうるさい音を入れないようにすることが可能です。完璧に遮音することは難しいですが、断熱材の種類や厚みにより十分な遮音効果を得ることができます。

屋根修理 雨音対策

ガルバリウムの屋根の施工実績が豊富な業者に屋根工事を手掛けてもらう場合は、雨音対策をきちんとしてもらえる可能性が高いですが、そうでない業者が工事をした場合は、雨の騒音に悩まされてしまうこともあります。
ガルバリウムの雨音対策は、すでに家が建った後でも行うことが可能です。
その対策の一つとして、屋根裏に断熱材を入れる方法があります。すでに断熱材が入っていても、新しいものを入れることで遮音機能を高めることができます。
二つ目の対策として、制振材(防振材)の裏打ちを行う方法があります。金属屋根であるガルバリウム鋼板に雨が当たって音が響くのは、素材が振動しやすいからです。制振材により振動を抑えることができます。
三つ目の対策としては、防音効果のある塗装を施す方法があります。近年では音を反射させ室内への侵入を抑えて振動が伝わるのを防ぐ機能を持つ防音塗装が発売されています。

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