屋根以外にも雨樋や外壁も修理してもらえますか？｜東京の屋根修理ならお任せください。

屋根工事を専門に行っている業者であれば、雨樋の修理やメンテナンスなどにも対応しています。しかし、そのような業者が外壁に関する工事ができるかと問われれば、イエスともノーとも答えられます。
屋根工事を請け負っている業者の中にも、屋根板金を専門に行っているところもあれば、瓦の葺き替えを専門に行っている業者や、屋根塗装を専門にしている業者もいます。
屋根板金業者は、屋根工事の中でも板金を用いた工事を得意としていて、スレート屋根やガルバリウム鋼板などの修理や葺き替え、雨樋工事も専門にしています。ただし、屋根板金業者は瓦屋根の施工には対応していないケースがほとんどです。

今回のケースでは悪徳業者であると100％断言できませんが、突然家の前に立っていて、屋根や外壁が老朽化しているので早急に対策した方が良いと不安をあおることは、悪徳業者がよく使用する手口なので、無料でも点検をお願いしない方が良いと思います。
悪徳業者であれば、無料で点検すると言って屋根などに上がり、見えないところで屋根に傷を付けてそれを写真にとり、修理を迫ってくることもあります。
そもそもリフォーム会社ということは、高い確率で下請け業者を使って工事を行うため、中間マージンが発生して工事費用が高くなってしまいます。
屋根や外壁の工事を直接行っている業者の中にも無料点検に対応しているところはたくさんあるので、その中から信頼できる業者を選択して連絡することを推奨します。

これに対して瓦の葺き替えを専門に行っている業者は、瓦のみの工事に対応している場合と、瓦以外の屋根の葺き替えにも対応しているケースも少なくありません。ただし、金属屋根などの塗装工事に対応している業者はほとんどいません。
屋根塗装を専門にしている業者は、外壁の塗装にも対応している場合がほとんどですが、屋根の葺き替えには対応していない、もしくは対応していても下請け業者に依頼して自社では施工できないケースがほとんどです。このように、屋根工事を請け負っている業者でも、それぞれ対応している工事が異なっているのです。
リフォーム業者や工務店などなら、屋根以外にも雨樋や外壁の修理にもメンテナンスにも交換などにも対応しています。ただし、高い確率で自社では工事をしないで下請け業者を使うため、中間マージンが発生し、それは依頼した側の負担になります。

このように、屋根以外にも雨樋や外壁の修理にも一括対応してもらえる業者は複数存在していますが、自社施工してもらえるかどうかは実際に確認してみなければ分かりません。たとえ自社施工していて中間マージンを省けたとしても、全ての工事に対応できる十分な知識や技術を持ち合わせていない場合もあります。
屋根と雨樋の修理は一緒くたに考えても良いですが、外壁に関する工事も一度に任せるときには、資格の有無を確認することをおすすめします。屋根工事に関する資格には、「かわらぶき技能士」「板金技能士」「瓦屋根診断技士」などがあり、外壁工事だと「塗装技能士」「外壁診断士」「雨漏り診断士」などがあります。
資格以外にも、実績や経験を確認するのも大事なポイントです。資格を取得していても工事の経験が浅いと、安心して任せることはできません。万一のときに備えられる保証やアフターケアの方法なども事前にしっかりチェックして、依頼先を決めましょう。