屋根の修理、屋根全体の改修に作業用足場は必要ありますか?|東京の屋根修理ならお任せください。

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屋根の修理、屋根全体の改修に作業用足場は必要ありますか?

屋根工事を行うときには、屋根全体の改修をするときはもちろん、屋根の部分的な修理をする場合でも足場が組み立てられることがほとんどです。
屋根工事を依頼する方からすると、足場代がもったいないから部分的な簡単な工事ならプロが対応できるのでは?と思ってしまう方もいるかもしれません。しかし、高所での工事を行うときには作業をする人の安全を確保するために足場を組み立てなければいないという法律があるため、基本的に足場なしでの工事はできないことになっているのです。

屋根職人からの回答

直接足場代を安くできるわけではありませんが、屋根塗装と外壁塗装を一緒に行えば、工事を分けて行うよりも足場代が半分で済むことになります。
一般的に屋根の塗装も外壁の塗装も家を建てて10〜15年で必要になるので、一度に支払う費用負担は大きくなりますが、足場代を節約できる分お得に工事ができることになります。
足場代を抑えるには、足場を自社で所有していて、足場工事を自社で行っている業者を選択するのも良い方法です。
足場代を請求されることになっても、これなら中間マージンが発生しない分費用を抑えられます。足場を自社で所有していれば、値引き交渉に応じてもらえる可能性も高いです。

屋根修理 安全基準法

厚生労働省が策定した安全基準法には「事業者は、高さが2メートル以上の箇所(作業床の端、開口部等を除く。)で作業を行なう場合において墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、足場を組み立てる等の方法により作業床を設けなければならない。」と記されています。
たとえ法律による足場の組み立て義務がなくても、事業者として作業員の安全管理をする義務があります。
部分的な修理だとしても、地上から屋根までの高さはたとえ平屋でも4〜5メールほどになります。これは法律で定められている2メートルよりもかなり高く、屋根工事は一般住宅でも2階や3階で行われることも多いため、安全確保のために足場は必須なツールなのです。

屋根修理 安全 対策

実際に高所で作業をする場合は、安全ベルトも装着して足場から間違って転落しても良いような対策もしています。
屋根工事で足場を設けることは、依頼者にとってもメリットがあることを忘れてはいけません。万一足場を組み立てないで転落事故が起きれば、そこは事故現場となってしまいます。怪我で済めば良いですが、死亡事故でも起きれば依頼者にとっても良い気はしないと思います。
加えて、足場があれば屋根工事を行う職人は安全を確保されることから、落ち着いて丁寧な作業ができることになり、キレイに仕上げることができます。また、足場があることで作業効率もアップし工期が短くなれば、その分工事費用の削減にもつながります。
足場があれば、近隣への塗料やゴミやホコリの飛散防止にもなります。足場を組み立ててそこに飛散防止ネットも併せて設置すれば、近隣住宅に何かを飛散させてしまう確率を大幅に低下させることができ、近隣トラブルを回避できます。
特に近隣との距離がない場合は、足場と飛散防止ネットは必須なアイテムとなります。それでも、屋根工事を行う前には近隣への挨拶を忘れないように注意しましょう。

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